ねこまんま

日常のなかで感じたことや思ったことを書いています。現在はnoteにお引越ししています。

今年の目標は5月に捨てた

11月に入り、今年も残り2か月になりました。この時期になると年末を意識すると同時に、今年を振り返る始める方も少なくないと思います。

さて、タイトルの件について・・・

この数年、私は毎年のように目標を立てていました。その目標を達成するために頑張り続け、年末になると目標の達成度合いを確認した後、再び翌年の目標を作成して頑張る・・・という感じで過ごしてきました。

目標の中身は毎年少しづつ違いますが、毎年2つは同じものが目標となっていました。

1つは中国語の勉強と試験(HSK)の合格です。母の介護生活のなかでも何かスキルアップ、レベルアップしたいという気持ちから3年前にスタートしました。昨年はHSK5級を取得すると同時に、HSKK初級にも合格しましたので、今年は更にレベルアップという気持ちでいました。(HSK、HSKKの説明は省略させて下さい、要するに「目標をクリアし続けた」くらいのことでOKです)

もう1つはダイエットです。こちらは普段から呪文のように言い続けていることですが、この数年は目標とする体重と体脂肪率を決めて、年末に達成できるように頑張っていました。

しかし、今年はタイトルにもあるように、今年の目標は5月で目標を捨てました。

昨年8月末、転倒による母の右肩骨折の影響で、家事の負担がかなり増えると同時に、母の介護度も上がってしまいました。以前から母は足腰が弱く、外出などの歩行が難しかったのですが、この骨折以降は家のなかでも出来ないことが増えてしまったのです。そのため、私自身も慣れない家事や負担の大きさなどから、私自身も気がつかないうちに、心身が疲弊してしまいました。毎日余裕がなくて、イライラして、疲労感ばかりが溜まり、「何でもっとしっかり出来ないのだろう」「もっと頑張らないと」「もっとやれるはず」と自分自身を追い込むような日々を送っていました。

そして今年5月になり「もう無理、休みたい」となってしまい、中国語の勉強は完全に中止(中国語に関しては別の理由もありましたが、それについては別の機会でお話できればと思います)、ダイエットも一旦中止して、母の介護以外は基本的に好きなことをして休む、ということにしました。そうは言っても、そんなに長い時間は休む予定ではなく「回復したら改めて頑張ろう」と思っていました。

そんなときに出会った本が下園壮太さんの著書「自衛隊メンタル教官が教える心の疲れを取る技術」でした。この本を読んで「私は本当に疲れている」「半端な休み方じゃ駄目かも」「思ったより長期間ゆっくりしたほうが良さそう」と考え、最低でも今年いっぱいは「休む」をテーマにしようと心に決めて現在に至ります。

「休んでばかりで大丈夫かな?」「このままじゃダメ人間になるのでは?」と思い不安になることもありましたが、このブログを始めようと思えるくらいには心身ともに回復できているように思います。

そして、このお休み期間は、再度自分自身を見つめなおす機会にもなりました。それについては、次回以降にお話できたらと思います。