この数か月間は1、2週間に1回くらいのペースで近所の整形外科に通っています。1年以上前から肩の調子が悪く、お医者さんに診てもらった結果、理学療法士さんの指導のもと、リハビリをすることになったからです。今日はその通院日だったのですが、そこで少し珍しい出来事がありました。
あの狭い整形外科医院の敷地内で、2人の知らない人に声を掛けられたのです。
1人目はおばあさん。
リハビリが終わって会計を待っているときでした。おもむろに私に近づいてくると・・・
「あの・・・〇〇さんですか?」
「いえ、違います」
「甥っ子かと思って・・・ごめんなさい」
「いえいえ・・・」
院内では皆さんマスクをしているから、誰が誰だかよくわからないのは当然だよね・・・と思いつつ、おばあさんとの会話はそれで終了。
2人目はおじさん。
会計が終わり医院を出て駐車場を歩いていた時でした。1台の車が後ろから来たので、端に寄り、車が通り過ぎるのを待っていたのですが、その車が私を通り過ぎてすぐに止まったのです。そして、運転席の窓が開いて、おじさんが一言・・・
「あんたが車を出した後、その場所に駐車しようと思ったんだけど」
どうやら、私の車が医院の入口近くにあると思って、私の車が出たあとに、自分の車を駐車しようと思ったらしいのです。
「私も奥のほうに駐車していますので・・・奥のほうは空いている場所がありますから」
「あぁ~そうか・・・」
おじさんとの会話はそれで終了。ちなみにおじさんは私の車の隣りの空きスペースに駐車しました。
振り返れば、過去に見知らぬ人に声を掛けられたことはありますが、こんなに狭い範囲、こんなに短時間で、複数の見知らぬ人に声を掛けられたことは、あまり記憶にありません。
「今日は珍しい日だな、もしかして対人運が良好なのかな?」と思い、家に帰ってから朝刊の占いコーナーを確認しましたが、特別なことは書いてありませんでした。
この小さな出来事は「毎日の生活のどこかにある、いつもとちょっとだけ違った風景のひとつ」なんだと思うと同時に、きっとすぐに忘れてしまうような気がします。
・・・と、ここで本記事は終わる予定だったのですが少し追記させて下さい。
ふと「はてなブログ」を見ると「ブログの記事にスターがついた」というお知らせがありました。このブログで初めてのスター・・・とっても嬉しいです!!
見ず知らずの方が、わざわざ私のブログを見てくれてスターまでつけてくれたこと・・・本当に感謝感謝です。
これも小さな出来事かも知れませんが、私にとっても本当に嬉しい出来事でした。
この出来事は「毎日の生活のどこかにある、いつもとちょっとだけ違った風景のひとつ」かも知れませんが、当面は忘れたくないなぁ・・・。少なくとも今日のお酒は美味しくなるだろうし、日記には書いておきたい。そして明日以降も今回のお知らせを見て、ニヤニヤしていると思います。