ねこまんま

日常のなかで感じたことや思ったことを書いています。現在はnoteにお引越ししています。

ホワイトクリスマス

「好きな季節は?」と聞かれたら、私は「う~ん・・・」と悩んでしまいます。春と秋で迷ってしまうからです。どちらも温暖で過ごしやすく、「春の桜」や「秋の紅葉」など景色も楽しめるので、どちらも捨てがたいくらい好きな季節です。

逆に「嫌いな季節は?」と聞かれたら間違いなく「冬」と答えます。「真夏の暑さ」も「真冬の寒さ」も嫌いですが、冬は何と言っても「雪」が嫌いなのです。雪かきの労力だけでも理由としては十分なのですが、何と言っても「雪のせいで自由に外出が出来なくなる」ことが最大の問題です。私は母を介護している主夫であり、通勤がないので他の人よりは楽をさせて貰っていますが、これで通勤があったら最悪です。サラリーマンをしていた時は、車を出すために早く起きて雪かき、それから雪道をノロノロ運転しながら普段の2倍くらい時間を掛けて通勤、会社に到着したら会社の駐車場の雪かき、それから仕事になるのですが、仕事を始める頃にはヘトヘトになっています。

テレビの気象予報士さんが、「今年は猛暑で冬は暖冬になります」なんて話しをしていましたが、結局今年も大雪の季節がやって来てしまいました。昨日からの寒波で私の住む地域も大雪に・・・そのため1時間くらい雪かきしてきました。今日は外出の予定を全て中止、明日は外せない予定(予約したクリスマスケーキを取りに行く)があるし、買い物にも行きたいので、絶対に外出しなければいけません。心の底から「これ以上の雪はご容赦を!」と神様にお願いしたい気持ちですが、そんな私の気持ちとは裏腹に、天気予報は更なる降雪を予想しています。

クリスマスを前に、街は雪景色で真っ白です。「ホワイトクリスマス」なんて言葉がピッタリな風景になっていると思いますが、実態は雪かきの疲労感と筋肉痛、自由な外出も難しいような状況で、雪国に住む私にとって「雪景色」は「自然との戦いとの象徴」になっています。

雪かきの疲れを癒すように、自室で読書をしていたら、小康状態だった雪が再び強くなり、雪かきの跡が少しずつ消えていく様子が窓の外に見えていました。